対する夫は子供を持つことに消極的でした。
特に理由がないのにあえて高齢出産まで待つというのはどうかと思っていた私は何度となく夫に話し合いを試みたのですが、多忙なこともあり当時の夫はどうしても踏み切れなかったようです。
医療技術が進んでいるとはいえ、出産は命がけです。なぜ明確な理由なく高齢出産のリスクを負わなければならないのか。そんな思いで焦りを覚え始めていました。
今になって夫に尋ねても、「なんとなくその時は踏み切れなかった」だそうです。
目の前に例がないとイメージが湧かない、とかなのか、結局夫が乗り気になったのは夫の同僚ができちゃった結婚(高齢出産)してからでした。
これが夫に「高齢出産でも大丈夫」なイメージを持たせたのでしょうが、リスクは人によって異なるという事も分かっていてほしいと言いました。
さて、ようやく家族を増やそうという意志が固まった私たち夫婦ですが、焦り続けている上に夫に苛立ちを感じていた私(当時36歳)と、毎日深夜に近い時間に帰宅しながら土曜日出勤や出張もある夫。二人の力だけで乗り越えていける気がしませんでした。不妊治療クリニックに通う事を考え始めたのはこの時です。
ただ、不妊治療には一層夫婦の足並みをそろえることが必要です。
双方の検査や夫婦生活にプロとはいえ第三者のアドバイスが入り、さらに膨大な金額もかかります。子供を持つことを楽観的に捉えている夫に、いきなり『不妊治療』は高いハードルであろうことは容易に予測できました。
でも状況は前進しているので、まずは自分達でできることとしてサプリを摂りはじめました。葉酸を主に鉄分や様々な成分を一日の食事に補完することで、子宮と体全体の調子を整えておくことがまずは大切と感じたのです。